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夜間・休日往診とは? About

夜間・休日往診

電話での医療相談と自宅での医療提供
2つの機能を兼ね備えた救急医療の新しい形

超高齢社会の日本では、核家族化も相まって高齢者の一人暮らしや、高齢者が高齢者を介護する「老々介護」が問題となっています。さらに高齢者の救急搬送が増加し、救急医療現場の負担が深刻に。軽症者の救急搬送を減らすことが急務です。そこで注目されているのが「夜間・休日往診」。診療時間外の急病時に年齢にかかわらず誰もが利用できる、救急医療の新しい形です。利用者は電話で伝えた病状に応じて適切な医療の選択肢を提示してもらえるほか、すぐに医療を受ける必要があるときは医師の往診、場合によっては救急車の要請まで任せられます。「#7119」の救急相談センターと、「119」の救急要請の中間的役割を担う夜間・休日往診は、一人でも多くの命を救う鍵となるでしょう。

「往診」とは?

患者さんが自宅にいたまま受けられる医療のことを「在宅医療」と呼びます。このうち、あらかじめ病状に合わせて診療計画を立てて、「毎月1週目と3週目の月曜13時~」というように定期的に自宅を訪問することを「訪問診療」といいます。一方、急に具合が悪くなった患者さんやそのご家族からの要請を受け、医師が自宅に出向き、診察や検査、投薬などの処置を行うことを「往診」といいます。訪問診療は週3回まで、往診は回数の制限がありません。

夜間・休日往診と通常の往診の違い

通常の往診は、普段から定期的に訪問診療を受けている人が利用できる医療。つまり、緊急時の往診のみを利用することはできません。それでは、かかりつけ医(主治医)を持っていない人や、「かかりつけ医はいるけれど、時間外診療には対応してもらえない」という人は、救急車を呼ぶ以外に選択肢がなくなってしまいます。そこでニーズが高まっているのが、事前の手続き不要で利用できる夜間・休日往診です。この夜間・休日往診という医療を提供する事業者の中には、症状に応じた専門のドクターを派遣したり、往診の翌日に看護師からフォローの電話を入れたり、かかりつけ医と密に連携したりと、独自の取り組みによって患者さんにより安心な医療を実現しています。最近では往診対象エリアを広げている事業者も多く、都市部を中心に、ますます利用しやすくなっているのもポイントです。また、「とはいっても、保険適用外で高額では利用ができない……」と費用が心配になる方もいらっしゃるかもしれませんが、夜間・休日往診も通常の往診と同様、健康保険が適用されます。

夜間・休日往診の流れ

往診の問い合わせ

まずは往診の相談・依頼を行います。電話のほか、LINEでの連絡や、ウェブ上のフォームに必要事項を記入して送信するウェブ診察依頼など、さまざまな問い合わせ方法を用意している事業者もあります。

トリアージ・往診判定

オペレーターが電話口にて病状などをヒアリングし、医師と情報を共有。通院困難かどうかも踏まえて、当日中の往診が必要、翌日の診察や経過観察で良い、すぐに救急車を呼ぶべき、といった重症度に応じた選別を行います。受診すべきかどうか、患者さんが悩む必要はありません。

自宅で診察・処方

往診が必要な場合、医師が車で自宅まで向かいます。待合室で長時間待つ必要がなく、楽な体勢で過ごせるのが往診のメリット。診察は室内のほか、玄関口で受けることもできます。また、処方薬はその場で受け取れるので、薬局が閉まっていても安心。

会計

手元に現金がなくても大丈夫なように、多くの事業者がクレジットカードやコンビニ後払いなどのキャッシュレス決済に対応しています。また、費用は処置の内容などによって異なります。決済方法、支払い金額の目安は、事前にオペレーターに確認してください。
自分にとって利用しやすいサービスをあらかじめ見つけて、アプリをダウンロードしておくと安心です!

費用について

適切なトリアージのもと必要と判断されて行う救急往診は保険診療の範囲内となります。夜間・休日往診は通常の診療費に加えて、往診にかかる費用や診療点数の加算がありますが、救急外来や救急車を呼んで病院に搬送された場合も同様です。利用した病院によっては選定療養費(クリニックからの紹介状なしに利用した場合の加算)が必要になるのでトータルの費用負担はあまり変わりません。外出せず自宅で安静にしていられるなど、往診特有のメリットも多いので是非活用してください。

※ 診察費はご利用の医療機関・時刻によって『時間外加算』『深夜加算(22時以降)』がかかります

当サイト監修者:ファストドクター

365日体制の往診・救急ソリューション。社会問題となっている救急要請の増加を解決すべく、2016年にスタートした。所属医師700人以上、相談件数は年間4万1112件(2019年4月〜2020年3月)。往診エリアは東京・千葉・埼玉・神奈川に加え、関西にも拡大中。診察後、最短1時間で処方薬が届く救急オンライン診療も実施。公式サイトはこちら

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