Introduction
「毎日を健康に過ごしている」
そんなあなたに訪れるかもしれない
夜間・休日の健康トラブル
夜の10時を過ぎてから、何だか具合が悪くなってきた。近くの病院や診療所が開いていれば、歩いて受診できるけれど……。そんなふうに、救急車を呼ぶほどではなくても今すぐに診てほしいとき、もしもドクターが自宅まで来てくれたら、どんなに助かるでしょう。それができるのが、「夜間・休日往診」。あなたのSOSに応える、より身近な選択肢です。病気やケガは、時間を選んではくれません。例えば呼吸器疾患など、夜間に症状が悪化しやすい病気もあります。でも救急車は、危機に直面している命を救うための、限りある医療資源。あなたと家族、そしていつか救われる命のために、夜間・休日往診のこと、ぜひ知っておいてください。
Emergency stage
トラブルの緊急度を見極め
適した医療を選択する
「トリアージ」を知っていますか? 傷病者の重症度に応じて、治療の優先度を決めることです。このトリアージは夜間・休日往診でも行われます。往診が必要か、翌日の受診や経過観察で大丈夫か、あるいは今すぐ救急車を呼ぶべきか。専門知識を持つスタッフが、適切な選択肢を案内してくれます。
症状別 緊急度を見極める目安
クリックすると各症状ごとの詳細が開きます。
緊急度「中」が医師の診療の望ましい、夜間・休日であれば往診の利用を検討すべき緊急度です。
脳や心臓の病気が原因なら緊急度高
めまい以外の症状も注意深く観察を
めまいの多くは、主に耳の問題で起こる良性発作性頭位めまい症で、緊急度は高くありません。しかし脳梗塞や脳出血など脳疾患が潜んでいることがあります。また、同時に動悸や息切れが生じる病気として、心筋梗塞などの循環器疾患があります。
- 緊急度
- 少し横になり、症状が落ち着くようであれば、その日は様子を見て翌日かかりつけ医へ。持病がある方は、主治医の服薬指示やアドバイスに従って対処してください。
- 緊急度往診が可能
- 症状を感じてから1時間以上たっても治まらない場合は、医師の診断が必要。めまいには耳の病気が隠れていることもあるため、耳鼻咽喉科の医師に相談するのが望ましいです。
- 緊急度
- 立っていられないほどのめまい、吐き気などの症状がある場合は、すぐに119番を。「血の気が引く」「目の前が真っ暗になる」といった感覚があれば、失神の一歩手前という可能性もあります。また、理由なく起こる動悸や胸の痛みは心筋梗塞などが疑われるため、救急外来を受診してください。
咳・たん
ただの風邪とは決めつけず
“苦しい!”と感じたらすぐ救急受診
咳や痰は、異物を体の外に出して体を守る防御反応です。その程度が強かったり、長引いたりするのは、アレルギー疾患やマイコプラズマ肺炎、百日咳など何らかの病気を発症している可能性があり、原因を突き止める必要があります。
- 緊急度
- 「軽い咳が時々出る」「咳は出るが、横になって眠ることができる」「サラサラした痰」ならその日は様子をみて、翌日かかりつけ医へご相談ください。
- 緊急度往診が可能
- ゴホゴホと痰が絡む不快な咳や、眠れないほどの咳など、生活に支障を来すレベルの咳、もしくは喉の強い痛み、熱や鼻水などの症状が同時に生じる場合は、医師の診断があると心強いでしょう。症状が2~3週間以上続く場合は、特に呼吸器内科の専門医に相談してください。
- 緊急度
- 咳だけではなく呼吸が苦しい場合や、ゼーゼー・ハーハーと音のするような呼吸、血の混じった痰が出る症状がある場合は、救急外来を受診するか、119番に電話をしてください。
嘔吐・下痢
身近な症状なだけに受診判断が難しい
脱水傾向・出血を伴う場合は即受診
嘔吐や下痢は、食中毒を含む細菌・ウイルス感染、胃・腸、脳、心臓の病気など、さまざまな原因で起こります。便秘と下痢を繰り返す場合、大腸がんが疑われることも。腹痛や出血の有無、直近の食事内容などが診断のヒントになります。
- 緊急度
- 下痢の回数が際立って多くなく、現在の状態が落ち着いていれば、水分を十分に取って安静に過ごしてください。数日たっても改善しない場合は、かかりつけ医を受診しましょう。
- 緊急度往診が可能
- 嘔吐や水っぽい下痢が頻繁にあるほか、激しい腹痛や発熱を伴っていたり、吐き気が続いて症状が改善する気配がなかったりする場合は内科の受診が望ましいです。
- 緊急度
- 吐いたものや便に大量の血が混じっていたり、激しい腹痛を伴う吐き気・嘔吐があったりするときは、119番を。そこまでいかずとも「水分がまったく取れない」「尿の出が悪い」などの脱水症状を伴う場合は救急外来を受診してください。
発熱・悪寒
長引く熱でつらいときは無理せず受診
意識障害には要注意
こまめに水分補給をして安静にすることが基本ですが、少しも動けないほどつらいときは夜間・休日往診を利用するのも一つです。小児は高熱に伴い、熱性けいれんを起こすことがあります。なるべく落ち着いて医療相談に連絡をしましょう。
- 緊急度
- 頭痛や腹痛、嘔吐など他の症状が同時に見られることがなければ、温かくして安静にします。小児の38℃以上の急な発熱は熱性けいれんを起こすこともあるため、経過をよく観察してください。
- 緊急度往診が可能
- 頭痛や喉の痛み、腹痛などの症状を伴い、かつ熱が3~4日以上続くなど本人もつらい状態が続くようなら、医師の診察を受けるのが望ましいです。他の感染症治療を受けている最中や、抗がん剤・免疫抑制剤を使用中の場合は早めにかかりつけ医に相談をしてください。
- 緊急度
- 意識がなく声をかけても返事がない、朦朧としているなど、意識がおかしいと見受けられる場合は119番を。
頭痛
「いつもと違う」という直感は
疑わずに119番を!
慢性的な頭痛とは異なり、経験したことのない頭痛が急に起こる、痛みがどんどんひどくなっていく、吐き気や嘔吐、高熱を伴うといった頭痛は、脳腫瘍やくも膜下出血などの重大な病気が原因である可能性も。異変を感じたら受診が鉄則です。
- 緊急度
- 定期的に起こる頭痛や、肩こりなどが原因だと推察できる頭痛は、鎮痛剤を飲んで安静に。症状が続くようなら、翌日かかりつけ医を受診してください。
- 緊急度往診が可能
- 常備薬を飲んでも改善しない場合や、熱や風邪症状など他の症状がある場合は、一度診察を受けて医師の判断に従うのが心強いでしょう。
- 緊急度
- 今までに感じたことのないほどの強い痛みや嘔吐、手足の動きづらさ、めまい、目の焦点が合わないなどの症状が併発する場合はすぐに119番を。
目の痛み
外傷、異物混入はすぐに受診
視力低下はかかりつけ医に相談を
目に異物、特にアルカリ性のものが入ると重症化しやすいため、緊急度が高いです。視力低下は救急受診こそ不要ですが、決っして見過ごせません。一方、白目が突然赤く充血するのは結膜下出血といわれ、外傷でない限り心配はないといえます。
- 緊急度
- 目がゴロゴロする、白目がゼリーのようにブヨブヨした感じがある、目が充血するなどの症状があれば、目を刺激せずに経過観察。翌日になっても続いたり、日常的に頻発したりするようであれば眼科受診を。
- 緊急度往診が可能
- コンタクトレンズに関連していると思われる目の痛み・異物感は早めに眼科の医師に相談を。徐々に見えにくくなっているなど、視力に関する症状が感じられた場合も医師に相談してください。
- 緊急度
- 眼球に外傷を負ってしまった場合は、痛みがそれほど強くなくても医師の診断が必要です。アルカリ性薬物が目に入った場合は、119番をするとともに、できるだけ早く真水で目を洗ってください。目の痛みとともに頭痛・吐き気・嘔吐などの症状がある、目が見えにくくなったなどの症状がある場合も、救急外来を受診してください。
耳の痛み・聴こえない
他の症状と同時に起きている耳鳴りは
脳卒中の重大なサインかも
耳の痛みの多くが外耳炎か中耳炎で、痛み止めが有用です。しかし最も怖いのが、耳鳴りに併せて頭痛や手足のしびれ、意識障害、言語障害などの症状が見られるとき。これは脳卒中の兆候であることが多いため、救急受診が必須となります。
- 緊急度
- 症状が耳の痛みだけなら、解熱鎮痛剤で痛みが和らぐことがあります。ただし、改善しない場合は翌日に耳鼻咽喉科を受診しましょう。
- 緊急度往診が可能
- 痛みのために食事や睡眠が取れず、また手元に鎮痛剤がなかったり、服用しても改善が見込めなかったりするときは医師に相談を。また、突然片耳だけでも耳が聞こえなくなった場合は突発性難聴等の可能性がありますが、必ずしも119番を要する症例ばかりではないため、冷静に往診等で医師の診断を受けるか、翌日以降の日中に耳鼻咽喉科を受診しましょう。
- 緊急度
- 難聴や耳鳴りなどの耳の症状だけでなく、頭痛や吐き気、ひどいめまいなどの症状が併発している場合は脳卒中などが疑われます。119番・救急外来受診を。
じんましん・皮膚のかゆみ
複数臓器に同時に症状が現れたら
アナフィラキシーショックの可能性
急性のアレルギー反応であるアナフィラキシーショックが起こると、多くの場合、息苦しさ、目のかゆみ、腹痛や嘔吐と同時に、じんましんや赤み、かゆみなどの皮膚症状が現れます。疲れのせいだと自己診断せず、早急に処置を受けましょう。
- 緊急度
- 過去に何度も経験しているじんましん、あるいは食品や何かに接触したことによるアレルギーを疑うじんましん、体の一部にだけかゆみがある場合は、翌日以降に皮膚科を受診してください。
- 緊急度往診が可能
- じんましんだけでなく、発熱や体の痛み、かゆみがひどくて眠れない場合は医師の診断のもと対処することをお勧めします。
- 緊急度
- 突然全身にじんましんが広がるほか、呼吸が苦しい、顔色が悪いなどの症状を伴っている場合は要注意。特に、じんましんが口や目の周りに広がる場合は119番を含め、早期に医療機関を受診してください。
排尿時の痛み
激しい痛みや血尿
発熱の有無が受診の目安に
排尿痛の主な原因は、膀胱炎や前立腺炎、尿道炎などの感染症、性感染症などが挙げられます。尿の通り道に石ができる尿管結石は、強烈な痛みで救急車が呼ばれるケースも。このほか排尿痛によって前立腺、膀胱にがんが見つかることもあります。
- 緊急度
- 短時間で改善し、その後繰り返すことがなければ様子を見てください。心配であれば翌日以降、かかりつけ医に相談や泌尿器科を受診してください。
- 緊急度往診が可能
- 軽度の熱(38.1~38.5℃が目安)があったり、薄い血尿が出る場合は、早めに医師に相談してください。
- 緊急度
- 高熱や、腰や背中の痛み、真っ赤な血尿、悪寒がある場合は救急外来を受診してください。
切り傷
傷口に汚れを残すと破傷風の原因に
小さくても深い傷は医師による縫合を
包丁やガラスの破片などによる切り傷、皮膚の表面がすりむけてできるすり傷の大きく2つがあります。いずれも傷口に異物が入り込んでいる、傷口が深い、血が止まらない、傷口に腫れや膿が現れているといった場合は、医師の処置が必要です。
- 緊急度
- 傷口が小さく、細菌感染の心配が少ない場合、患部を水道水で洗い流し、ガーゼなどで強く押さえつけて出血を止めた後、絆創膏などを貼ります。腫れたり膿んだりするようであれば、翌日、かかりつけ医や病院に相談を。
- 緊急度往診が可能
- 深い傷を負った場合は、運動機能や成長発達に悪影響が及ぶことがあるため、医師に診てもらいましょう。また、顔にできた傷は浅くても縫わなければならない場合があります。傷跡が残るのを避けるためにも医師の診断を受けるのが望ましいです。
- 緊急度
- 傷が大きくて深く、血が止まらなかったり、痛みがひどかったりする場合は早急に119番を。
動物に咬まれた
傷が深いほど感染症に注意
適切に処置しなければ命の危険も
動物や人間の歯には無数の雑菌が付着しており、それらが傷口に入ると感染症を招きます。特に傷が深く感染症が筋肉に達すると、壊死性筋膜炎や、細菌が全身に回って臓器障害を起こす敗血症などの危険な状態に陥ることも。
- 緊急度
- とにかく傷口を水道水でしっかりと洗い、清潔なガーゼなどで押さえて止血します。咬まれた傷が浅い場合でも、翌日以降、傷口やその周囲が腫れて痛みや出血が続く場合は必ず医師に相談してください。
- 緊急度往診が可能
- 深く噛まれていたり、噛まれた箇所が応急措置後も痛む場合は安全のため医師に診てもらいましょう。動物や昆虫の咬傷は細菌やウイルスの感染、アレルギーなどの危険があります。そのため、破傷風予防の薬剤含め、感染症予防のための抗菌薬を使用します。
- 緊急度
- 咬まれた部位がひどく痛んだり激しく腫れていたりするのに加え、息苦しさ、吐き気、動悸がある場合は119番を。
ねんざ・骨折
意外に多い家庭内の事故
動けないときは救急往診の利用も
階段から落ちたり、床で滑って転倒したり、浴室や玄関の段差でつまずいたり、家庭内の事故によってねんざや骨折を起こすケースはとても多いです。医療機関を受診するのが困難な場合は、夜間・休日往診を利用するのも一つです。
- 緊急度
- 腫れていても動かすことができたり、患部に変形が見られず際立った痛みがない場合は、経過観察を。翌日以降も腫れや痛みが続くようであれば、整形外科を受診してください。
- 緊急度往診が可能
- 腫れて痛みがある、動かすことができない、変形していると思われる場合は早めに医師に相談を。
- 緊急度
- 患部から骨が見える、骨折箇所の先にある手先・指先・足先が動かない場合は速やかに119番・救急外来を受診してください。
腰痛・ぎっくり腰
慢性腰痛、ぎっくり腰は安静に
随伴症状があれば別の病気の疑いも
救急車が呼ばれるケースで多いのがぎっくり腰。実際は安静にしていると治まることが多く、救急受診の必要はないとされます。ただし、発熱や脚のしびれ・麻痺、排尿・排便障害など別の症状がある場合、他の病気との関連が疑われます。
- 緊急度
- 起き上がりや段差の上り下りなどの日常生活動作に支障がなく、数週間続く慢性的な腰痛の場合は、安静にして日中に整形外科を受診。重いものを持ったときや、慣れない姿勢で生じるぎっくり腰は過度の安静は必要ないものの、他の疾患が隠れている場合もあるため、心配であれば翌日以降、整形外科を受診してください。
- 緊急度往診が可能
- 腰の痛みだけでなく足のしびれや痛み、血尿や排尿時の痛み、発熱がある場合は整形外科的な疾患だけでなく内科の疾患の可能性もあるため要注意。早めに医師に相談してください。
- 緊急度
- 腰痛のほか、高熱がある、足が動かない、腰痛以外に激しい腹痛を伴う場合は119番・救急外来の受診を。尻もちをつくなど、けがをした後に腰痛が出始めた場合は、放置すると背骨や骨盤への後遺症につながる可能性があるため、速やかに救急外来を受診してください。
やけど
組織障害の進行を防ぐことが重要
迷うときはためらわずに救急受診
皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層構造で、やけどの深さが表皮まではI度、真皮まではII度、皮下組織まで達している場合はIII度に分類されます。深度II度以上は迷わず受診するほか、I度でも広範囲のやけどや気道のやけどなどは要受診です。
- 緊急度
- 赤くなっているだけで水ぶくれはなく、ヒリヒリする程度の痛みであれば、水道水で十分に冷やして清潔なガーゼなどで優しく保護すれば十分。痛みが強くなったり、水ぶくれが生じたりするようであれば翌日皮膚科へ。
- 緊急度往診が可能
- 水ぶくれを伴い、強い痛みがある場合や、薬剤でのやけど、湯たんぽや電気毛布などで生じる低温やけどの場合は要注意。医師への早めの相談が必要です。
- 緊急度
- 顔面や体幹の広範囲のやけどの場合は、感染症を引き起こすリスクもあるため速やかに救急外来受診または119番を。衣服を着た状態でやけどした場合は、無理に脱がさずそのまま水道水などで冷やし、安静に待機してください。
頭を強くうった
頭部打撲は容体が急変することも
直後は極力一人で過ごさず経過観察を
頭を打った後、嘔吐や手足のしびれ・麻痺、けいれん、記憶障害などが現れると、頭蓋内出血を起こして緊急手術が必要になることがあります。また、直後は元気でも、しばらくしてから頭蓋内出血が生じることもあるので注意が必要です。
- 緊急度
- 意識や体調に変化がなく元気で、特に症状がない場合は様子を見ます。数時間、時には数ヵ月たってから頭痛や吐気、ふらつき、気力低下などの症状が出る場合もあるため、注意してください。
- 緊急度往診が可能
- たんこぶがあり腫れている、ぶつけた箇所の痛みが強い、ぶつけた前後の記憶がない場合は早めに医師に相談を。脳神経外科の専門医に診てもらうのが最も良いでしょう。
- 緊急度
- 意識がない、ぐったりしている、嘔吐している、ぶつけた場所から多量の出血がある、けいれんしている場合は無理に動かさず、速やかに119番をご利用ください。
救急病院に行かずとも
自宅で
医師の診療を受けることのできる
「夜間往診」という選択肢
Advantage
往診サービスのここが嬉しい3つのメリット
外来と同等の診療が受けられる 往診に来てくれるのは、日中も多くの患者さんを診ている現役のドクター。検査や治療に必要な機器や、70種類以上の処方薬を持参するので、病院や診療所で行う場合とほとんど変わらない診療が可能です。薬の用法・用量も丁寧に説明してもらえるので、安心。 参画ドクター・医療スタッフを見る
時間や体への負担が少ない 熱や痛みがあったり、ケガをしていたりすると、救急病院に足を運ぶのは大変です。小さな子どもや介護を必要とする家族がいると、外出しようにもできません。夜間は、車がなければタクシーを呼ぶ必要があります。でも、往診なら自宅で待っているだけでOKです。
簡単・便利なキャッシュレス決済 ほとんどの事業者が、現金払いのほか、クレジットカード払い、コンビニ後払いに対応しています。しかも、交通費や処方薬の費用もまとめて決済。急なことで財布に現金がなくても、心配いりません。なお、夜間・休日往診には健康保険が適用されます。